続 絹と明察/柿渋と出逢う迄の我が人生

私小説 続・絹と明察
鵜舟のかがり火に揺らぐ幻の宴

鵜飼

昭和29年に勃発した人権闘争として歴史に名を遺す事となった紡績会社の労働争議を描いた三島由紀夫の名作「絹と明察」をご存じでしょうか?
昭和46年、縁あって、そのモデルとなった繊維メーカーに入社した主人公が、時を経て喜寿を迎え、久し振りに故郷の岐阜市を訪れ、鵜飼の文化に触れながら入社試験社長面談の想い出を回想するところから始まります。

続・絹と明察は、絹と明察に登場した駒沢紡績に入社するという奇想天外な設定で始まる私小説で、時に子供時代や学生時代のエピソードを交えながら、入社早々から40歳の秋に大阪本社支部長を退任して非組合員になるまでの約20年及ぶ、会社の仕事と組合活動の2足の草鞋を履き続けた人生が描かれて行きます。
更に、柿渋との偶然の出逢いも、実は必然的であったと思わせる様な流れとなっていきます。



 作品案内

 
序章:入社試験社長面談と芸者





 作者プロフィール

       
1948年5月
 岐阜県本巣郡北方町に生誕
1955年4月
 岐阜市立鷺山小学校入学
1961年3月
 旧金山町立金山小学校卒業
1961年4月
 岐阜市立梅林中学校入学
1964年3月
      同中学校卒業
1964年4月
 岐阜県立岐山高等学校入学 
1967年3月
      同高等学校卒業
1967年4月
 関西大学法学部法律学科入学
1971年3月
    同校同学部同学科卒業
1971年4月
 オーミケンシ株式会社入社
1997年3月
       同社依願退職
以後今日迄柿渋の普及活動に従事
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