塗料としての柿渋/柿渋塗装
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塗料としての柿渋/塗り方


柿渋を塗布すると乾燥後にカキタンニンが固い皮膜を張り、表面を保護します。

その補強・防腐・防水効果等から塗料として利用されてきました。


柿渋・天然素材の塗料として

柿渋は化学物質を含まず、又化学物質を一切使用しませんので地球環境に優しい天然塗料と言えます。
日本の伝統的な塗料といえば漆が有名ですが、高価なために一般的な塗料とは言えず、庶民の間では昔から柿渋塗料が用いられてきました。
戦後はワニスやオイルペイントなどが一般的となり、殆ど使用されなくなってしまいましたが、最近では自然志向の住宅造りが脚光を浴び、天然素材の塗料として注目を集め始めていますが、特に天然内装材として人気があります。
尚、外装に使用する場合には、環境によってはメンテナンスが必要になってきますので、あまりお勧めしておりません。

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柿渋の色と着色塗装法

柿渋の色は基本的に茶系色で、他の色はありません。
そこで着色する着色する為に工夫がなされました。

柿渋着色塗装

古くからおこなわれてきた塗装技法のひとつに弁柄や松煙、硯などの顔料を使ったと塗装等があります。
①柿渋に着色顔料を混ぜて塗布する。
②乾燥後に塗膜を抑える為に、再度上から薄めた柿渋のみを塗布する。
加える顔料の種類・割合によって自由な着色が可能です。
但し、顔料も鉱物系など天然のものでないと離反して使用できません。
柿渋は天然素材でないと受け付けない性格があります。


柿渋古色仕上げ塗装

囲炉裏でいぶされた柱や梁を磨いたような仕上がりになるのが古色仕上げです。
今でも根強い人気があります。
現在の主流である溶剤系塗料を使用した塗装でもその再現が試みられています。
使用する顔料は赤・黄・黒の三色と松煙で好みの色になる様に、それぞれの量を調整し、適量の水で溶いて用いる。



柿渋の塗り方

人と地球に優しい自然素材塗料の柿渋をお試しください。
以下、簡単に使用方法を説明しております。


①サンドぺーパーを掛ける

柿渋を塗る前にサンドペーパーを掛け素地を整えて下さい。
木の汚れやニス等の他の仕上げ材が付着している場合には十分に落としてから塗って下さい。
又、古材に使用する場合にも同様な処理が必要です。

②木目に沿って柿渋を塗る

柿渋は木目に沿って一定方向に塗って下さい。
刷毛は水性塗料用を使用して下さい。
刷毛は使用後直ぐ十分水洗いしてください。
又、布で刷り込むようにして塗って頂くと多少光沢感があり効果が増すようです。

③布でふき取る

柿渋を塗り終わると表面に気泡が出来たりムラがあったりしますので、その様な場合には布で軽くふき取って下さい。
その後は自然乾燥させて下さい。
直射日光に当たるとより早く発色します。

④使用量の目安

材質によって多少異なりますが、1Lで10平米を1回塗ることが出来ます。
回数を重ねることに色は濃くなりますし、また時間と共にゆっくりと発色しますので、
連続して塗るよりも暫く時間をおいてから次回塗るようにして下さい。
一般的には2~3回塗りをお勧めします。


柿渋の発色について

柿渋は塗布回数と経時変化で色合いが変わります。
塗布時は発色が薄いのですが、時間とともに徐々に発色します

杉材すのこに無臭柿渋柿多冨を塗布した場合の色の変化
左から1カ月経時 1年経時 2年経時
右から原液で1回塗り 3回塗り 5回塗り

 
1ケ月経過・柿渋塗装
柿渋塗装色見本・一回塗り
 
 1年経過・柿渋塗装柿渋塗装色見本・3回塗り  2年経過・柿渋塗装柿渋塗装色見本・3回塗り

柿渋・内装材として

最近では健康住宅の普及などから天然素材の内装材が各方面から注目を集めておりますが、天然塗料の柿渋も又、特に内装材として見直されています。
天井・梁・壁板・腰板・床・フローリング・ドア窓枠等様々な部分に使用されています。
又、標準品の柿渋には独特の悪臭がありますので、内装材として使用すると臭いが抜けるまでに半月ほど時間が掛かり、作業性が悪くて不評でしたが、無臭柿渋柿多冨には全く臭いがありませんので、作業効率が良く使い易いと大変に好評です。
木の素材とマッチする自然の色で、和の空間造りにも一役買っています。

柿渋塗装・内装
柿渋内装
(彦根市N氏邸)
柿渋塗装・内装2
柿渋塗装・内装ドア
柿渋塗り木製室内ドア
(株)ガデリウス提供


柿渋塗装の注意点

十分に乾燥固着する前に水に濡れた状態で放置しないで下さい。
十二分に固着すれば、水に溶け出すことはありません。
外装に使用する場合には環境によってはメンテナンスが必要な場合があります。
直射日光に当たってより発色しますので、恒常的に日の当たる部分と当たらない部分で色差が出る場合があります。

刷毛はナイロン製が望ましい。
動物製を使用すると毛が柔らかくなり使用できなくなる可能性があります。

その他お問い合わせ下さい。  


運営会社:株式会社 柿渋プラネット

大阪市中央区本町4-7-16
tel:06-6121-2804 fax06-7739-5388
mail:ino-bureau@kakishibu-planet.co.jp
代表取締役社長:中村 修次

アクセス:大阪メトロ御堂筋線本町駅下車徒歩3分

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