柿渋の力で循環型社会の実現
環境問題の優等生
柿渋の力と可能性
柿渋及び柿産業でSDGs始めてます
柿畑の保護
農業人口の減少問題は柿農家も例外ではありません。
マーケットの拡大とともに、摘果作業対策、摘果果実の積極的利用及び全国の耕作放棄地の有効活用にも取り組まなければなりません。
何故なら柿畑の耕作放棄地が増えると里山が荒廃して鳥獣被害が増大し、自然災害にも繋がりかねません。
摘果柿の再利用
本粋無臭柿多冨の減量として摘果柿を積極的に利用してきました。
産業廃棄物として処分される未熟の摘果柿を買い取ることで農家の収入に繋げる効果もあり、サスティナブルな活動の一環として更に積極的に展開していかなければなりません。
残滓の再利用
柿渋は柿果実を圧搾して果汁を搾り出す訳ですから当然のことながら搾り滓(残滓)が発生します。残念ながら今までは廃棄処分がなされて来た訳ですが、いよいよその再利用が実現し始めました。
まずは和紙に漉き込んだり、洋紙の材料としても再利用の道が開かれました。
又、皆様からの新しいご提案をお待ちしております。
カキタンニンの研究開発
まず大前提として、柿渋とカキタンニンの違いを明確にする必要があるでしょう。柿渋の主成分はカキタンニンであり、柿渋の力はカキタンニンのなせる技です。しかしながら柿渋は日本固有の発酵文化ですが、カキタンニンは単なる物質に過ぎません。柿渋から取り出したカキタンニンが少量含まれた消臭剤が柿渋○○として世に出てから、それを使用してまずは柿渋石鹸がヒット商品となり、続いてノロウイルスに効果があると話題になったり、極めつけは今回の新型コロナウイルス不活性化に効果があるって報道です。これは発酵させない製法で奈良式柿渋と命名されているようですが、柿渋の命は発酵ですから、発酵させないものは単なる渋柿液で消して柿渋とは言えないモノのです。少量のカキタンニンを添加したモノを、柿渋○○として販売されている現状ではカキタンニンの将来は無いでしょう。
柿渋で循環型社会の実現
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12月07日 更新
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